2008年7月、首都ダッカ市内のバングラデシュ人の家にて、代表の冨川が2週間ホームステイ体験。その際、以下のことを知ることとなる。
日本で当たり前だと思っていたことが、バングラデシュでは当たり前でない現状を目の当たりに。
そこで、女性の立場が非常に弱いイスラム国で、“外国人” である私が「なんとかしてあげたい!」 と思い、活動を決意したのがバングラデシュ下着事業のはじまり。
バングラデシュはインドの東側に位置し、(正確にはインドに三方を囲まれていいる)、北海道の2倍ほどの面積の土地に、約1億5千万人の人が住んでいる。
世界で最も人口密度が高く、人口増加の激しい最貧国の一つとして知られている。
<その他データ>
・総人口:約1億5千万人
人口の75%が25歳以下、国民の約半数が貧困層
・平均寿命:男性62.6才 女性62.6才(2002年 WHO)
・成人識字率:バングラデシュの15歳以上の識字率は約43%(2003年)で、依然として国民の半数以上が読み書きできない 男女別では、男約54%、女約31%となっており女性の識字率の低さが目立つ
・義務教育:小学5年生相当この期間は義務教育で無償にもかかわらず、就学率は7~8割程度。貧しい家庭の子は働かなくてはならないから学校へ行けない 中等教育は5年間で、初等から中等学校への進学率は約50%に下がる
バングラデシュの公立小学校(義務教育)の総就学率(※1)は97%、純就学率(※2)は83%であり、入学すべき年齢になっても入学しない(2000年世界銀行調べ)
・主要産業:縫製品産業
・1人当りGDP:463.4ドル(Jetro2007)
・GDP成長率:6.21%(Jetro2007)